エレベーターとメンテナンス

実際には設置後二○年以上経過したエレベーターは相当あり、現在でも十分に稼動してその役目を果たしている。高度な技術力を持ったエレベーターエンジニアが毎月欠かさずメンテナンスを実施し消耗部分を取り替えたり、調整をすることにより、安全に運行できる機能維持が保たれるのである。また二○年くらいでエレベーターもリフォームが必要となり、駆動方式をインバーター化し省エネと乗り心地の向上をはかり、かご室のデザインなどを一新し、一部あるいは全体を取り替えたりするモダニゼーションが行われている。エレベーターは人を乗せて何十メートルもの高さを移動する乗り物である。超高層ビルでは二○○~三○○メートルもの高さをかなり速い速度で走行する。また老人から子供までが利用できる。それだけエレベーターは安全性の高い乗り物だといえる。ここではエレベーターの安全性の秘密を探ってみよう。まずエレベーターのかごは、ロープで吊り上げられている。もしロープが切れたら?と心配する人もいると思う。しかし、何十万台ものエレベーターが日本にありながら、いまだロープが切れたということは一件も聞いたことがない。

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